デンマーク通貨クローネ

デンマークローネ

デンマーク・クローネ(dansk krone)、略称DKK、又はkr、クローネは王冠を意味します。1872年デンマークとスウェーデンはスカンディナヴィア通貨同盟を結成、両国の通貨を金に固定する通貨統合を実現させました。スウェーデンとの同君連合を組んでいたノルウェーも2年後合流、これが、公式の通貨としては最初のクローネになります。

通貨同盟が結成されたいきさつは、当時ヨーロッパはナポレオン戦争後の秩序再建のため、戦争以前の状態に戻すたけに構築されたウィーン体制が、フランスで起きた市民革命を切っ掛けに大きく崩れようとしていました。革命はヨーロッパに自由主義やナショナリズムの高まりを生み、汎ドイツ・汎ロシアといった帝国主義の高まりを呼んだ。北欧諸国もそのヨーロッパ内での民族運動に対抗するため、北欧の団結と統合を望む声が汎スカンジナビア主義としてでるようになりました。この一旦は解体したカルマル同盟の復活を思わせるような動きがこの通貨統合を実現させたのです。

50クローナ紙幣



表面

カレン・ブリクセン肖像

Karen Blixen

カレン・ブリクセン

ロバート・レッドフォード主演の「愛と哀しみの果て」の原作者です。原題は「アフリカの日々」。

裏面

ランデット教会レリーフのケンタウルス

A centaur from Landet Church.

【紙幣発行1999年】

100クローナ紙幣



表面

カール・ニールセン肖像

Carl Nielsen

カール・ニールセン

フィンランドのシベリウスと並ぶ北欧の二大作曲家で、近代クラシック界を代表する交響曲作家とされています。

裏面

トムービィ教会レリーフのバジリスク

A basilisk from Tømmerby Church.

【紙幣発行1999年】

200クローナ紙幣



表面

ヨハンヌ・ルイーゼ・ハイベルク肖像

Johanne Luise Heiberg

裏面

ビボーグ大聖堂の屋根部分レリーフのライオン

A lion by Viborg Cathedral.

【紙幣発行1997年】

500クローナ紙幣



表面

ニールス・ボーア肖像

Niels Bohr

ニールス・ボーア

1922年にノーベル賞を受賞した物理学者、量子学の分野で活躍、アインシュタインと並ぶ天才とされています。また核分裂理論をまとめるなど原子爆弾開発に協力した経緯もあります。

裏面

リヘム教会レリーフのドラゴンと戦う騎士

A knight in armour fighting A Dragon from Lihme Church.

【紙幣発行1997年】

1000クローナ紙幣



表面

アンナ・アンケル、ミハイル・アンケル夫妻肖像

Anna and Michael Ancher

アンナ・アンケル、ミハイル・アンケル夫妻

フランス印象派の影響を受けながら静かな漁村スケーエンで創作活動を行った画家夫婦。ここスケーエンに集まった芸術家たちはスケーエン派と呼ばれ、柔らかで美しい光に満ちた漁村の日常生活、自然を情緒豊かに描いた作品を多く残しておりデンマーク美術に重要な足跡を残しています。

裏面

ビスレー教会レリーフの騎士の決闘シーン

A tournament scene from Bislev Church.

【紙幣発行1998年】