ノルウェー通貨クローネ

ノルウェークローネ

ノルウェー・クローネ(norsk krone、Norwegian krone)、略称NOK、又はkr、クローネは王冠を意味します。1872年デンマークとスウェーデンはスカンディナヴィア通貨同盟を結成、両国の通貨を金に固定する通貨統合を実現させました。スウェーデンとの同君連合を組んでいたノルウェーも2年後合流、これが、公式の通貨としては最初のクローネになります。

通貨同盟が結成されたいきさつは、当時ヨーロッパはナポレオン戦争後の秩序再建のため、戦争以前の状態に戻すたけに構築されたウィーン体制が、フランスで起きた市民革命を切っ掛けに大きく崩れようとしていました。革命はヨーロッパに自由主義やナショナリズムの高まりを生み、汎ドイツ・汎ロシアといった帝国主義の高まりを呼んだ。北欧諸国もそのヨーロッパ内での民族運動に対抗するため、北欧の団結と統合を望む声が汎スカンジナビア主義としてでるようになりました。この一旦は解体したカルマル同盟の復活を思わせるような動きがこの通貨統合を実現させたのです。

50クローナ紙幣



表面

ペテル・クリスティン・アスビョルンセンと作品「クロッグ森での夏の夜」

Peter Christen Asbjornsen and Asbjornsen’s story “A summer night in Krogskogen”.

裏面

クロッグ森での夏の夜

“A summer night in Krogskogen”.

【紙幣発行2004年】

100クローナ紙幣



表面

キルステン・フラグスタートと国立歌劇場ステージ

Kristian Birkeland and the Norwegian Opera.

キルステン・フラグスタート

ワーグナー歌劇において評価の高いソプラノ歌手です。国立歌劇場は1899年に完成した非常に大きな劇場で入口脇にイプセンの銅像が設置されています。

裏面

国立歌劇場大ホール平面図

The ground plan of the opera’s main auditorium.

【紙幣発行2003年】

200クローナ紙幣



表面

クリスチャン・ビルケランドと北極星に向かうオーロラ

Kristian Birkeland and The northern lights rising upwards toward the North Star.

クリスチャン・ビルケランド

オーロラの研究で知られ7度のノーベル賞候補にもなった物理学の権威です。彼は日本滞在中、上野精養軒ホテルで睡眠薬の過剰摂取で亡くなっています。

裏面

スバーバル諸島とオーロラ

Svalbard and The northern lights.

【紙幣発行2002年】

500クローナ紙幣



表面

シグリ・ウンセット肖像とグーブランダールスタイル

Sigrid Undset and Pattern from Gudbrandsdalen.

シグリ・ウンセット

スノルウェーを代表する小説家で1928年にはノーベル文学賞を受賞しています。クリスティン・ラーヴランスダッテルは彼女の傑作とされる三部作です。

裏面

ブライダルリースとグーブランダールスタイル

he Bridal Wreath and Pattern from Gudbrandsdalen.

【紙幣発行1999年】

1000クローナ紙幣



表面

ムンク肖像と作品「憂鬱」

Edvard Munch and Munch’s painting “Melancholy”.

ムンク

ノルウェーの国民的画家として知られるムンク。幼年時に母と姉を結核により失い、自らも病弱で常に死の影におびえるようになり、その「死」と「狂気」は彼に芸術性に大きく影響するテーマにもありました。セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンなどを指す後期印象主義の影響を受けながら、さらに自己の抱える不安と孤独といった情緒を独特の色彩で表現しました。代表作「叫び」は2012年競売における美術品の最高価格、約96億1000万円で落札されました。

裏面

ムンク作品「太陽」

Munch’s painting “The Sun”.

【紙幣発行2001年】